本気子の部屋

短歌、回文、日常を綴ります。

今日の自由詠

プロポーズされる奇跡を待ちながらマスターしたい世界のサラダ

 

 宮内好江さんの『世界43か国のサラダレシピ114』っていうとても素敵なサラダだけのレシピ本を持っているんだけと、眺めてるだけで楽しいのと、基本的に私は目分量で料理しちゃうから、この本を買ったまま、何も作ってない……

 サラダのレパートリーが114種類もある妻がいたら、夫は毎日家で食事をするのが楽しみで、絶対に浮気なんてしないのではないだろうか。

 年齢を重ねるごとにサラダが美味しくなってきているし、せっかくの素敵なレシピ本なので、全部は無理でも、半分くらいは覚えたら食生活が豊かになるだろうなと思う。

うたの日・お題「赤」

重いのは自覚しているからせめて赤いハートの絵文字は避ける

 

 私は、基本的に、メールに絵文字や顔文字を使わないタイプではあるのだけど、相手が絵文字や顔文字をよく使う人だと合わせたりもする。

 私の好きな人も、絵文字はほとんど使わない人だった(私以外の人とのメールのやりとりでは使っていたのかもしれない)から、私も絵文字を使うことはほぼなかった。

 特に気をつけていたのは、ハートの絵文字は絶対に使わないことだ。彼は私の好意を知っているし、私は彼の恋愛対象外であることを知っているから、気持ちのうえでは使いたい場面はいっぱいあったけど、一度も使わなかった。

 恋人宛のメールには何度も使ったことのある絵文字なのに、片想いというのは、我慢しなければならないことがけっこうあるものだと思った。

うたの日・お題「戦争」

弾丸は祖父の頭上をすり抜けた敵のうんこに滑ってこけて
 

 祖父は戦時中は中国にいたんだけど、この話が実話なのか祖父の冗談なのかはわからないが、敵のうんこに滑ってこけたおかげで、銃弾に当たらず命拾いをしたのだという話を、母の兄たちは聞かされたらしい。

 祖父は、末っ子の母には戦争の話をしたことがないという。

 だが、祖父は、戦後、自分が中国でいかに残虐な行為をしてきたかを祖母に告白し

「俺には子供たちの父親の資格はないから、離婚してくれ」

と涙を流したそうだ。祖母は、

「子供たちには父親が必要だ」

と言って、祖父を受け入れた。祖父の罪ごと。

 だから、祖父のこのうんこに滑った話を思い出すたびに、祖父の背負っていた罪の意識や心の傷を想像して胸が痛くなるのだ。

 

今年6度目のスープ断食生活・復食期間15日目

 復食期間最終日は朝から500g増えただけですんだ。冷蔵庫の食材を液体以外使いきった。

朝 高菜ちりめんとオムレツのスパゲッティ、アイスカフェラテ

昼 ミニトマトと大葉のスパゲッティ

おやつ 焼きプリン、アイスカフェラテ

夜 レタス、フランクフルト、アジフライ、ガパオライス、マンゴープリン、杏仁豆腐

アダージオ

 

今日の自由詠

誰ひとり幸せにできないままでパンダの平均寿命を越えて

 

 今日、和歌山でパンダの赤ちゃんが誕生したっていう嬉しいニュースが飛び込んできて、ふと、パンダはどのくらい生きるのかな?と調べたら、野生のパンダが20年、飼育下のパンダが20~30年だと知って、あんなに大きな身体でも短命なのだなあと思った。

 和歌山のお父さんパンダは25歳らしいけど、パンダにしてはかなり高齢なのに、ちゃんと子作りしているところがすごい。子供がこれだけたくさん生まれるということは、パンダにとってもとてもいい環境なのだろうなあ、和歌山。

 75gしかないという小さな小さなパンダの赤ちゃん、自力でお乳が飲めないということで心配ではあるけど、元気に育ちますように。