本気子の部屋

短歌、回文、日常を綴ります。

うたの日・お題「天気雨」

爪痕の残る嵐と去った君 天気雨だと信じたかった

 
 天気雨というのは、私の中ではかなりプラスなイメージで、一時的に雨が降ってもまたすぐに晴れることがわかっているという希望の象徴のようなものだ。
 去年、同じお題が出た時にはこんな歌を詠んだ。


穏やかな君のちっちゃな意地悪を天気雨だと思って浴びる

 今日の歌はこの時の歌の続編。私と片想いの君との関係も大きく変わってしまった。私の気持ちだけは変わらないまま。