『NHK短歌』5月号

　先月は採用0で落胆して反省したNHK短歌。前年度最後の投稿歌が掲載される5月号には名前がありますように！と祈りながらページをめくったら、佳作として2首掲載していただいていた。ありがとうございます。

お題「卒業」永田和宏先生選

学ランのボタンが全部消えていた君に好きだと言えず卒業

お題「大」大松達知先生選

少女時代描いた理想の大人とは程遠いけど私は自由

　
　目標は大きく、4人の選者の先生方全員の回で入選しようと頑張ってきたが半分の2回しか達成できず、最後まで入選作に選んでくださらなかった選者こそが、この永田和宏先生と大松達知先生なのだ(笑)
　だから、前年度最後の佳作がこのおふたりの選だというのは悔しくもあり、感慨深くもあり。
　特に、永田和宏先生は常々「歌は言い過ぎないこと」とおっしゃってたが、私の歌の欠点でもあると自覚しているので、なんとか克服したかったんだけどなあ。河野裕子短歌賞もダメだったし。いつか、永田先生に評をいただけるような歌を詠めるように精進するというのが私の目標のひとつである。