本気子の部屋

短歌、回文、日常を綴ります。

うたの日・お題「緒」

孤独死の影と生きてる人たちと一緒に回る霊園ツアー

 

 私は、なるべく短歌は実体験をありのままに盛らずに詠みたいと思うタイプなのだけど、たまに、架空の歌を詠むこともある。今日の歌がそれで、モチーフになってるのは大好きな小説・宮部みゆきさんの『火車』の一場面である。

 私は、自分が死んだら葬式も墓も要らないと思っているので、霊園ツアーに参加することはこの先もないだろうと思われる。

 火葬だけしてもらって、自分が育った宮崎の海に散骨してもらうのが理想ではあるんだけど。