本気子の部屋

短歌、回文、日常を綴ります。

痛み

 私がこの人の望みなら死ねると思うくらい好きで好きで仕方ない人と、心から軽蔑してる大嫌いな人とに接点ができてしまったことがわかって、胸が張り裂けそうだ。

 でも、私の好きな人にとっては、私は二度と関わりたくない嫌いな人になってしまったから、こういうことが起きてしまってもどうすることもできないのだけど。

 そして、彼が私が短歌を詠むことを忌み嫌っている理由も、薄々は気付いていたし、本人に確かめた時は否定されたけど、やっぱり当たっていたのだなと思った。私は、彼の邪魔をしていたのだ。

 もし、私が短歌を辞めれば、彼の想いは叶うだろうか。彼女は彼の想いに応えてくれるだろうか。でも、可能性はある。そして、その時、私は、ふたりを笑って祝福できるだろうか。