本気子の部屋

短歌、回文、日常を綴ります。

うたの日・お題「夏休みの目標」

仲のいい友達がいる設定で毎日つける架空絵日記

 

 今日から夏休み期間限定でうたの日に朝6時のお部屋ができて、ののさんのみんなを楽しませる心遣いにとても感謝している。お題によっては他のお部屋にゆくかもしれないけど、この時間帯に選評できるのはなかなかいいなあと思うので、なるべくこのお部屋に出したい。

 さて。今日の歌は、私に友達がいなかったということもあるのと、絵が下手なので、毎年夏休みは絵日記が苦痛で仕方なくて、文章だけは先に書くけど、絵は泣きながら8月の後半にまとめて描いていたなあなんて思いながら詠んだ。

 私は浦沢直樹さんの『20世紀少年』が好きで全巻持っているのだけど、登場人物の中でいちばん感情移入できるのは、ともだちだったりする。他人を傷つけた方は傷つけたことを忘れてなかったことにしてケロッとしているけど、傷つけられた方はずっとずっと忘れられずに苦しむものだ。だから、どんな理由があろうと、いじめというのは絶対にやっちゃダメなのだ。ひとりの人の人生を狂わせてしまうことだから。

 幸か不幸か、私には、ともだちのような優秀な頭脳はないから、ともだちみたいな壮大な復讐はできずに、心の傷だけ抱えて生きているけれど。だから、短歌をやっているのかもしれない。