本気子の部屋

短歌、回文、日常を綴ります。

今日の自由詠

ママという優しい響きに憧れて銀座でひとり珈琲を飲む

 

 今日は、この後のブログにも書くけど、銀座でお茶をして、買い物をして、晩酌をして帰ってきた。

 銀座東急プラザの6階から昼間の銀座の街を見下ろして珈琲を飲みながら、私に美貌と聡明な頭脳があったなら銀座のクラブのママを目指したのになあと思った。そのどちらにも恵まれず、平凡な母である方のママとも呼ばれることなく40歳になった私は、財産も子孫も残すことなく、ひとりで死んでゆくのだなあ……なんて考えて、小さく身震いをした。