本気子の部屋

短歌、回文、日常を綴ります。

ボツにした回文短歌

 昨日は、あと5首回文短歌を作っていた。回文になってることがわかりやすいように分かち書きにしたいと思う。

 

イラついた
胸の痛みよ
痔も痛い
文字読みたいの
眠たい辛い
 
いらついた
むねのいたみよ
じもいたい
もじよみたいの
ねむたいつらい

 

抱き合うも
おとなしい娘と
元サヤさ
「友と恋しな」
と思う秋だ

 

だきあうも
おとなしいこと
もとさやさ
ともとこいしなと
おもうあきだ

 

つい愛し
確かめた留守
好きだまだ
キスするためか
親しいあいつ

 

ついあいし

たしかめたるす

すきだまだ

きすするためか

したしいあいつ

 

過去のこと
追いたいあたし
好きだまだ
キスした逢いたい
男の子……か

 

かこのこと
おいたいあたし
すきだまだ
きすしたあいたい
おとこのこか

 

よく、神が
手織りの衣類
的な品、
着ている。祈り
お手紙書くよ。

 

よくかみが
ておりのいるい
てきなしな
きているいのり
おてがみかくよ

 

 回文短歌は作るのが難しすぎて、いつまで経っても上達しない。回文川柳はわりと簡単にできるんだけど、ドーナツの穴を作るみたいに詠めと言われる短歌を、回文で表現することはすごく大変なのである……

 でも、たくさん失敗をして捨ててゆく中でしかいいものは生まれないと思うので、下手でもしっかり記録しておきたい。