本気子の部屋

短歌、回文、日常を綴ります。

もしも

 人生にもしもはあり得ないから、考えるだけ無駄なことなんだけど、それでも考えてしまう。

 もしも、私が好きな人にTwitterを始めるように勧めていなければ、彼には尊敬の感情以上のものを抱くことはなかったかもしれないし、私が短歌を詠むこともなかったかもしれないと。

 今、いちばん辛いのは、私とは短歌の話はしないし既読スルーするとまで言ったり、私から短歌を取り上げようとした彼が、他の人たちとは短歌の話をし、私だけを疎外して楽しそうに交流していることだ。

 この苦しみは私が短歌をやめない限り続くのだ。でも、もう、既に、短歌は私の人生の一部だから、やめることは考えられない。いっそ、死んだ方が楽なんじゃないかと思う。

 でも、家族とも主治医とも死なないことを誓ったから、短歌を続ける以上はずっと耐えてゆくしかないのだ。