本気子の部屋

短歌、回文、日常を綴ります。

今日の自由詠

ドーナツの穴を作っているはずができあがるのはあんドーナツで

 私の短歌の欠点のひとつが、これ。
 河野裕子さんのお言葉に出合って以来、ずっと、ちょうどよい大きさのドーナツの穴をあけるにはどうしたらいいのだろうと考えてはいるけれど、たいてい、中身がぎっしり詰まったあんドーナツのような歌になってしまう。