本気子の部屋

短歌、回文、日常を綴ります。

今日の自由詠

君に無視される辛さと比べたら暖房のない冬など平気

 まだ、この冬、自宅では1度も暖房を使っていない。
 お風呂上がりにすぐモコモコのパジャマと靴下に身を包み、髪を手早く乾かして布団に入ればまだまだ暖かく過ごせるので、雪が降るまではなんとかなるんじゃないだろうかと思っている。
 わりと辛抱強い私なのに、好きな人から傷つけられたことからは一生立ち直れないんではないかという気がしている。
 好きな人が精神疾患の患者を差別して愚弄するようなことをした(私の病気のことも知っていながら)ことも、私の辛い過去を思い出すようなことをしたことも、私がそれを指摘するまで私の存在すら頭にはなかったことも、深く傷ついたことを告げても謝罪するどころか、逆ギレされたことも、私との連絡を一方的に絶ったことも、全部。
 でも、これだけ傷つけられても、彼以外の人ならば殺してやりたいと思うくらいに憎むと思うんだけど、彼以上に好きな人にはもう二度と出逢えないと思うくらいに、好きだ。
 こんなにも好きなのに、私を好きになるどころか嫌っているような人と出逢ってしまうなんて、やっぱり、この世には、神なんて存在しないのだと思う。
 ひょっとしたら、前世で、私が彼をすごく傷つけて、その報いを現世で受けているのかもしれない。