本気子の部屋

短歌、回文、日常を綴ります。

今日の自由詠

湯をかけずそのままパリポリ食べるほど祖母の愛したチキンラーメン

 朝ドラ『まんぷく』で、今日、ついに、主人公の福子の夫の萬平さんが、まんぷくラーメン(チキンラーメン)を完成させた。
 それを見て、チキンラーメンが食べたくなり、今日のお昼ごはんは、葱と卵を入れただけのチキンラーメンに。美味しかった。
 正直、チキンラーメンより美味しいインスタントラーメンはいくつもあると思うし、同じ、日清食品のラーメンなら、ラ王の方がずっと美味しいと思うんだけど、チキンラーメンって、時々、無性に食べたくなる。あまり胃の調子が良くない時でも食べられるラーメンはチキンラーメンくらいな気がする。
 私の祖母は、チキンラーメンをこよなく愛する人で、いつも、祖母の家にはチキンラーメンがあった。お湯をかけなくても美味しいのだと、祖母は、そのまま、チキンラーメンをスナック菓子のように食べていた。ベビースターラーメンのようなものである。
 祖母は、食への関心が高い人で、好奇心旺盛で、食べたことのないものは積極的に食べたがったし、
「ばあちゃんは、こんな美味しいものは、初めて食べた!」
とよく口にする人だったけど、たぶん、チキンラーメンも発売されると同時に買って好きになったのではないだろうか。
 昔、インスタントラーメンは身体に悪いなんて説もあったけれど、私の祖母も、チキンラーメンの産みの親の安藤百福さんも96歳まで生きたことを考えると、
美味しいと思う好きなものを楽しく食べることこそ健康にいい食べ方なのではないかなと思うのだ。