今日の自由詠
ごちそうを味わうたびに幸せと罪の意識の間で揺れる
今日は、短歌の友達ふたりと美味しいものを食べる予定が、ひとり急病で来られなくなり、来られない子ともまた再訪問しようと言って、まずはふたりで評判のお店に行ってきた。
神泉駅から徒歩1分のところにある、うに小屋さんへ。
ここは、ミョウバン不使用の塩水生うにの専門店で、毎年、夏にうに漁が解禁されると北海道の塩水生うにを取り寄せてるうに好きとしてはぜひ行きたいと思って、誘ってくれた友達にすぐ行く!と返事をしたのだった。
お通しの豆腐は、塩で食べたんだけど豆の味がしっかりして美味しい。
ポテトサラダは、わさびをつけて食べる。具沢山でちょうどいい味つけ。
友達の強い希望で頼んだ生の白子ポン酢。生の白子って初めて食べたけど、クリーミーで濃厚でプリッとしてて美味!
そして、いよいよ、うに。4種のうにの刺身は、全部違うところで獲れたもので、それぞれ味が微妙に違う。どれも、果物か!ってくらいフルーティーな甘さでとても美味しい。濃厚。口に運ぶたびに、幸福感がすごい。
うにと肉刺。見た目を裏切らない間違いない美味しさだった。
うにの海鮮グラタン。ホワイトソースがとても美味しいんだけど、うにと一緒に食べるとさらに味に深みと甘味が出て、とても美味しい。
牡蠣。これ、最初の1個は99円でサービスしてくれる。何もつけなくても、口いっぱいに磯の香りが広がって大満足だった。
そして、〆はうに屋のTKG。こんな贅沢な卵かけご飯は初めてだったけど、とんでもなく美味だった。
友達と、
「私たち、女性に生まれてよかったね!男性だったら、痛風になるようなものばかり好きなんだよね」
と話したりした。
短歌の話もゆっくりできたし、元気が出た。
でも、こういうとても美味しいものを食べると、実家の両親を思い出して、胸が苦しくなったりもする。両親は慎ましい生活をしているから。
いつか、両親が上京したら、連れてゆきたいなと思った。