本気子の部屋

短歌、回文、日常を綴ります。

うたの日・お題「平成」

今せまいさなぎを脱いで飛び立とう さよなら平成、大好きな人

 平成最後のうたの日にふさわしいお題だった。
 昨日の出来事で、三年間の片想いを終わりにしようと思ったことを話したら、私の恋をずっと見守ってくれていた人がすごく喜んでくれて、平成から令和になるタイミングで不思議な力が働いたのだ、と。ミオナさんはもっともっと羽ばたいてゆける、と言ってくださって。そして、令和になるのを機に筆名もミオナマジコに戻したらどうか?と提案された。
 でも、その提案は断った。
 というのも、短歌にはやはり漢字の筆名の方が合うように思うのと、ひとつくらい、ずっと大好きだった人の与えてくれたものは大切にしたいと思ったのだ。それに、澪那本気子で投稿して入選までした短歌賞なんかもあったりするから、私の短歌人生はこれからもずっとこの筆名で生きてゆこうと思ったからだった。
 今の胸の痛みが薄れて、また新しい恋の歌を詠めるようになったら、私には怖いものは何もない気がする。そんな日が来ることを信じて、今は、詠める歌をコツコツ詠んでゆこう。