本気子の部屋

短歌、回文、日常を綴ります。

うたの日・お題「同」

真っ先に養護教諭へ見せにゆく以下同文の卒業証書

 小学校5年生の終わりから腰椎椎間板ヘルニアの持病のある私は、生理中前から生理中にかけての腰痛も尋常ではなく、生理前になると嘔吐を繰り返したりもしたし、貧血でしょっちゅう倒れるし、とにかく毎月学校を休んでいた。
 高校の時がいちばん酷くて、3年間で欠席だけで105日もあったし、遅刻早退も頻繁だった。高校2年生の時は出席日数が足りずに春休みに補習を受けて、なんとか進級できた。 
 だから、保健室でもよく休ませてもらったし、保健室にいる先生には、担任の先生以上にお世話になったかもしれない。
 卒業式を終えて、母と真っ先にお礼に向かったのが保健室だった。先生はすごく喜んでくださった。
 普通の健康な子たちのような学校生活は送れなかったけれど、私は、気持ちだけは前向きだったし、そうさせてくれているのは、母だったり、保健室の先生だったりした。
 先生、まだお元気でいらっしゃるだろうか。