本気子の部屋

短歌、回文、日常を綴ります。

うたの日・お題「火」

「おはよう」と今にも夢から醒めそうなあなたの通夜で火の番をする

 大好きな伯父が亡くなった時の光景を詠んだ歌で薔薇をいただけて、とても嬉しい。
 でも、このお通夜の時、べろんべろんに酔った私の父と伯父が取っ組み合い寸前の大喧嘩を始めて、悲惨だった。
 亡くなった伯父は下戸だったから、喧嘩なんて絶対しないいつも穏やかで優しくて人を笑わせてばかりの人だったのに、父のせいでお通夜がめちゃめちゃになったことが悔しくて情けなくて、私は泣いた。
 今となっては笑い話だけれど。