今日の自由詠
幸せな人妻であるユーミンが失恋ソングで心を抉る
今日は、ユーミンの曲が好きなことで意気投合した真壁カナさんとふたりで初めて会って、一緒にカラオケをした後、ごはんを食べにゆくという楽しい夜だった。
カナさんとユーミンの曲を歌うたびに、
「ユーミン、すごい!」
「ユーミン、天才!」
「こんな哀しい歌詞にこんな踊れる曲を作るバランス感覚が絶妙!」
と、いちいちユーミンの才能を絶賛し合えるのがすごく嬉しかった。
ユーミンは、ご自身は、ユーミンの音楽の最大の理解者でもあるあの素敵な松任谷正隆さんの奥さまなわけで、けっこう若い頃に結婚されたし、あの才能と美貌だからとてもモテただろうし、そんなに失恋された経験はなさそうなんだけど、実に、たくさんの失恋ソングを書かれている。
けっこう、ドロドロした内容の歌詞もあるし、ユーミンの歌詞の中の失恋した女性たちは、けっこう嫉妬深かったりするんだけど、憎めなくて、共感してしまうのだが、これが、実体験ではなくて、ほとんどユーミンの脳内で生まれた虚構の世界なのかもしれないと思うと、本当に恐ろしい。
ユーミンがプロデュースした石川ひとみさんの「まちぶせ」なんかも、発売当時は、純粋な片想いの歌だと思われていたはずだけど、今見たら、ストーカーチックだもんなあ。これは、石川ひとみさんがめっちゃ可愛いから許されてるだけで、私だったら通報されちゃうよ……と思いながら熱唱したのだった。