本気子の部屋

短歌、回文、日常を綴ります。

うたの日・お題「好きな映画」

運命は正直者の味方だと教えてくれたフォレスト・ガンプ

 

 今日のお題を見た瞬間に、詠むなら『フォレスト・ガンプ~一期一会~』だなあと思った。大好きすぎて、映画館で4回も観た映画で、テーマ曲のイントロが流れて白い羽根が舞ってくる映像だけで泣けてしまうのだ。

 フォレスト・ガンプは、生まれつき知能指数は低かったけれど、その心の純粋さで、愛する母や、愛する女性や、親友との約束を必ず果たそうとして、とにかく、まっすぐに走り続ける。その中で、次々と幸運な出来事が起こる。悲しいことも起きるんだけど、彼は、母の「人生はチョコレートの箱。開けてみるまで中身は何かわからない」という言葉を信じて、どこまでも前向きに進んでゆく。

 この映画が公開された時、私は高校生だったけれど、根拠もないのに自分は何かを成し遂げられるような自信だけはあって、辛いことがあっても後ろ向きな気持ちにならずにすんだのは、フォレストの生き方に感銘を受けたからというのもあるかもしれない。

 今の私に欠けているものがこの映画には詰まっている。DVDを買おうかな。