本気子の部屋

短歌、回文、日常を綴ります。

アナログ人間

 私、家にパソコンがないのと、パソコンで入力するよりも手書きの方が内容が頭に残るので、短歌賞などに応募する時は、手書き可能なものであればなるべく手書きで清書して応募するようにしている。

 今日は、某短歌賞……と言っても、歌の数とかの内容でわかっちゃうから正直に書くけど、現代短歌社賞に応募する原稿を清書していた。やっと、66首だけ書けて、原稿用紙10枚。

 私がうたの日で短歌を始めたのは2016年の終わりだから、ほぼ2017年からだし、こんな賞に応募するのはまだ早いという気持ちもあるにはあるけど、私の歌は9割が実話だからあまり長い年月をかけて詠んだものから300首を選んで応募するとなると、途中で作風が変わってしまうんじゃないだろうかと思って。なので、今だから詠める歌をなるべく新鮮なうちに審査員の先生方に読んでいただこうと思い、ダメ元で挑戦してみることにした。

 現代短歌社賞のいいところは、既出作品でもいいというところだ。個人的には、新作を30首とか50首という賞に比べて挑戦しやすいなと思った。

 また、箸にも棒にも引っ掛からない結果だったとしても、この1年ちょっとの間に詠んだ歌からの応募なら、否定されたのはこの1年ちょっとの期間だけということだから、長期間かけて詠んだ歌を否定された時よりダメージも少なく、気持ちを切り換えて次の目標を立てやすいのではないかと考えた。

 技術的にはまだまだ未熟だと思うけど、どれも一生懸命考えた大切な歌だから、娘をお嫁にゆかせるような気持ちで送りたいと思う。

 原稿の左上を綴じるって書いてあったけど、100円均一のホッチキスじゃとても無理だよなあ。いいホッチキスを買わねば。