本気子の部屋

短歌、回文、日常を綴ります。

今日の自由詠

甘くない玉子焼き派の貴方とは共に暮らせるはずがなかった

 仕事でお昼休憩が取れるシフトになったので、できるだけ昼休みの時間を有効的に使いたいのと節約のためにお弁当を持参するようになった。
 彩りが良くなるのと好物でもあるので、卵1個で焼ける玉子焼き器で玉子焼きを作っているのだが、小さいのでなかなか難しく、あまり綺麗にはできない。まあ、見た目はともかく、味が大切なんだけど。
 私は、宮崎出身だから、和食は甘めの味つけが好みだ。玉子焼きも、甘くないのも美味しいとは思うけど、甘い玉子焼きを食べるとホッとする。だから、仕事で緊張の連続なのもあって、お昼くらいはリラックスするためにも、甘い玉子焼きばかり持ってゆく。
 大人になって好きになった人は、みんな関東出身の人なので、玉子焼きは甘いのは好まない人ばかりだったな、と思う。恋人だった人も確かそうだった。彼には手料理を食べさせることなく別れたんだけど、もし、仮に、手料理を食べさせていたら、それが原因で嫌われたりしたかもしれないな、と思ったりした。