うたの日・お題「空」
この想いだけは決して揺らがない空と大地がひび割れたって
この歌は『NHK短歌』に出してボツになってたものなんだけど、うたの日に出してみたらどんまい寸前だった!(笑)
つまり、プロの歌人が読んでも、素人の短歌愛好家が読んでも、ダメな歌はダメということなんだなあ。
逆にいえば、本当にいい歌は、プロの歌人が読もうと、短歌愛好家が読もうと、短歌を知らない人が読もうといい歌なのではないかと私は信じている。
夏休みになって、小学生のお子さんたちもうたの日に参加しているんだけど、なかなかいい歌を詠まれてかなり健闘していて、最高で次席になった子もいたりするので、以前から、歌は頭ではなく心で詠むものだと感じていたけれど、それをこの子たちが証明してくれている気がする。
どんなに短歌のことを学んだとしても、知識や技術以上に大切なものを見失わないようにしないとなと思う。