本気子の部屋

短歌、回文、日常を綴ります。

うたの日・お題「堕」

飛び方を忘れたわけじゃないけれど堕天使として気楽に生きる

 

 天使よりも堕天使が好きだ。

 神の言うことを疑うことなく純粋に信じて神の手足となって働く天使よりも、天使なのに神に嫉妬したり反逆したりして天界を追放されてしまう堕天使の方が欲望に忠実に生きていて、自然体に見えるからだ。

 大学時代にハマって読んでいた漫画のひとつに、由貴香織里さんの『天使禁猟区』という作品があるけれども、その中にも魅力的な堕天使が次々と登場した。最後、どうなったか記憶があやふやなので、もう一度漫画喫茶ででも読み返したい。