うたの日・お題「射」
ゴム越しに優しく発射されるたび宇宙の果てでちょっと淋しい
私にしては珍しく性愛の歌を詠んだ。
私は、この人との間になら子供を授かりたいと思うくらい好きな人としか性行為はしないので、ちゃんと避妊をしてくれることに相手の誠実さを感じながらも、この人にはきっともっと相応しい女性がいるはずだから、私がこの人の子供を産むことはないのだろうな……という悲しみもわいてきて、恋人に抱かれながら泣いてしまったこともある。
主体の心情がわかりにくい歌かなあと思ったけれど、ハートをくださってた人もいてホッとした。