本気子の部屋

短歌、回文、日常を綴ります。

畳文

 昨夜、私が寝てる間にひざみろさんがツイキャスで畳文の楽しさを広めていたようで、聴けなくて残念だった。

 去年の夏、ひざさんが上京した時に、ひざ会という会を開いて、食事会と、お題が「膝」のひざ歌会と、畳文会を開催したんだけど、おそらく、世界初の試みだったのではないかと思われるのがこの畳文会で、かなり盛り上がって楽しかったのが昨日のことのようだ。

 畳文会は、それぞれお題係を決めて、みんなでそのお題の畳文を作って、匿名の一覧を公開して、それに対してみんなで感想を言い合って、お題係賞と大賞を決めてゆくという流れだった。

 その時、私が提出した畳文が、こちら。

①色
耐えてハゲ増したひざ、暗かった。私、讃えて励ました。緋桜買った。渡した。

たえてはげましたひざくらかったわたした
たえてはげましたひざくらかったわたした


②まんが
まる子『友蔵死にかけた……』と、困ること模造紙に書けたとこ。
まることもぞうしにかけたとこ
まることもぞうしにかけたとこ


③果物の名前
「悟空と、栗、りんご食う!」
と、クリリン

ごくうとくりりん
ごくうとくりりん


④身に付けるもの
「蘭!ステテコ要らん。捨ててこい!」

らんすててこい
らんすててこい

 

⑤地名
或る夜、神保町歩いたことあるよ。人望超あるイタコと。

あるよじんぼうちょうあるいたこと
あるよじんぼうちょうあるいたこと

 

⑥夏
「今、線香花火なんで、すいません」
硬派な美男です。

いませんこうはなびなんです
いませんこうはなびなんです

 

 畳文人口はまだまだ少なくて、どんどん新しいものが作れる言葉遊びだと思うので、ぜひ、皆さんも作っていただきたいなと思う。

 次にひざさんが上京する時にでも、2回目の畳文会、できたらいいなあ。