本気子の部屋

短歌、回文、日常を綴ります。

今日の自由詠

赤ちゃんの頃は確かに愛されて雛人形も七段だった

 子供の頃のアルバムをめくると、初節句の時の写真もあって、赤ちゃんの私が七段飾りの前で、従姉妹ふたりに遊んでもらってたりする。
 たぶん、雛人形は、両親が買ったのではなく、従姉妹の家から借りたものだったのだろう。
 雛人形といえば、スーパーを経営してた伯父がブルボンさんからもらったという、ガラスケースに夫婦雛が入ったとても可愛らしい雛人形を私にくれたことがあって、我が家に今でも飾られている。
 ただ、私の母は、私同様O型であまり片付けが得意とは言えないので、お雛様も一度出したら出しっぱなしで一年中飾られていて、たぶん、私が未だにどこにもお嫁にゆけないのは、雛人形の呪いなんじゃないかと思っている。