本気子の部屋

短歌、回文、日常を綴ります。

今日の自由詠

胃下垂の君が働くこの街は中華料理の店だらけだね

 

 そろそろ時効なので書くが、社会復帰を目指して就職活動をするようになって、最初に面接に行った会社の最寄り駅が、偶然、好きな人の勤務先のある駅で、住所も同じ町内だった。私の受けた会社の方が駅からさらに遠かったけど、彼は毎朝この駅で降りて、たぶん、今、私が歩いてる通りを歩いて職場までゆくのだろうなあと思ったら、ドキドキした。

 小さな商店街にはやたらと中華料理屋さんが多く、ファミレスでも雑炊を頼んでいたりしたことのある彼は、日頃、どんなお昼ごはんを食べているのだろうかと気になった。

 でも、面接の時に、私の病気のことについて一切触れられなかったので、たぶん、この会社には落ちるだろうという予感があって、やっぱりその通りになったから、駅でばったり彼に再会するという可能性がなくなり、ホッとした。

 しかし、今、私が登録している派遣会社から、彼の母校の留学生への対応をする事務の求人案内が届いた時には思わず咳き込んだ。幸か不幸か、私にはその仕事に必要な英語力やパソコンのスキルがないから応募はしなかったけれど。

 現在、1日4~5時間、週4日くらいから働けるオフィスワークを探しているのだが、フルタイムの仕事に比べてなかなか求人がない。ただ、私の派遣会社は、パソコン教室とかビジネスに役立つ講座をほとんど無料で受講できるので、面接を受けるまでの間にいろいろ勉強させてもらえるのがとてもありがたい。

 明日は、その制度を利用して、パソコンを習ってくる予定である。