今日の自由詠
吊革に掴まったまま寝る人にガリガリ君よ当たれと祈る
今日は下北沢で開催されてた回文王っていうとても楽しいイベントを観に行ってて、八王子まで座って帰りたい私は、いったん、下北沢から明大前まで移動し、始発駅の新宿までさらに移動し、確実に座れる次発乗車位置の先頭に並んで電車に乗り、帰宅した時には23時50分くらいだったので、今日の自由詠も間に合わなくて今までかかって考えてた。
平日の夜遅い時間帯の電車でも明らかに仕事帰りの人たちがいっぱいいて、満員電車の中で疲れきった顔をしてたり、立ったまま吊革に掴まって寝ている人たちも何人もいて、働くって大変だよなあ……せめて、この人たちにささやかでもいいから何か幸せなことがあるといいのに……と思ったんだけど、下の句がなかなか思い浮かばなかったのである。
ガリガリ君にたどり着くまでに、普段はわりと即詠派の私にしてはかなり時間がかかった。
でも、みんな、よく、あんなぎゅうぎゅう詰めの電車で立ってられるなあと感心する。私は、満員電車で立ったまま通勤をしてて2回スリの被害に遭ったことがあるので、ひとりの時は怖くて立ってられないから、20分くらい待つことになっても必ず座るようにしているのだ。
コツコツ頑張っている人たちにはご褒美のある世の中であってほしいけれど、他人の不幸の上に自分の幸福を築こうとする奴らは、すごく苦しんで死ねばいいのにって思うことがよくある。
善良な人がみんな幸せになれる世界ならいいのに。