うたの日・お題「自由の女神」
自己処理のワキに自信は持てないし自由の女神なんてなれない
こんな無茶なお題であるにもかかわらず、無理に創作したフィクションではなく事実を詠んで3席だった自分を褒めてあげたい。
私のコンプレックスのひとつが、母方の家系ゆずりの濃くて多い毛の量なんだけれど、脱毛のためにエステに通うようなお金はないから、お風呂に入るたびに剃刀でムダ毛処理しているのだ。
しかし、長年、剃刀で痛めつけてきたワキは、色素沈着が深刻で黒ずんでいるから、絶対に、自由の女神のように腕を上げたポーズを取ることなんてできない。毛も、夜剃っても朝には伸びてて黒いポツポツになってるし、とても、人様に見せられるワキではないのである。
コンプレックスさえ短歌のネタになるのは、短歌のいいところだなと思う。