本気子の部屋

短歌、回文、日常を綴ります。

うたの日・お題「回」

あきらめた夢もあるけど鮮やかなスピンを見せるミッキーマウス

 自分ではけっこう気に入ってるんだけど、伝わりにくかったみたいで♪3つだったし、評をくださってた天野うずめさんが私が思ってもいなかった解釈をされてたから、やっぱり、わかりにくかったのかな、と反省している。
 私は、恋人と、クリスマスシーズンはよくディズニーシーでデートをした。ディズニーシーは、ディズニーランドと比べて派手なアトラクションは少ないけれど、ショーがたくさんあるのだ。
 特に、冬のショーは、スケートリンクでミッキーやミニーなどの人気のキャラクターがアイスダンスを見せてくれるんだけど、これがなかなか本格的で、ミッキーは、3回転くらいのジャンプもするし、スピンも上手で、私と彼はよく
「あの中の人、実は、伊藤みどりなんじゃないかな」
なんて冗談を言っていた。
 ショーで華麗なスケートを見せてくれるミッキーだけど、本当は、オリンピックを目指してたんじゃないか?選手としての夢が破れて、それでもスケートがしたくてここにいるんじゃないか?とか考えてしまって複雑な心境にもなった。
 それを詠んでみたんだけど、3人のうち何人に歌意がちゃんと伝わっていたかなあ、と心配である。
 ドーナツの穴を空けるように短歌を詠むというのは、本当に難しい。どうしたら、ちょうどいい大きさの穴が空けられるようになるんだろうか。