本気子の部屋

短歌、回文、日常を綴ります。

すごい偶然 2

 今、登録だけ残してあるマネキンの派遣会社から仕事の依頼のメールが来たのだが、その中のひとつが、昔の恋人のお母さんが働いてらっしゃるスーパーでの仕事だった。

 彼のお母さんとは直接面識はないんだけど、彼とお別れすることになるだろうという予感がした時に、彼には内緒でお母さん宛にお手紙を出したことがある。

 おそらく、彼は今うつ病だけど、誰にも相談できずに無理して激務に耐えているから、お母さんになら悩みを話せるかもしれないから、話を聴いて、一緒に病院に行ってあげてくださいと書いた。

 お母さん、今もまだこのスーパーにお勤めなのだろうか?

 お目にかかることはなかったけれど、彼が心から尊敬していて、3人の男の子を立派に育てあげて、家事もスーパーの仕事もこなしてらっしゃるという素晴らしいお母さんだった。