本気子の部屋

短歌、回文、日常を綴ります。

今日の自由詠

包丁を持ってる父がどこまでも追いかけてくる夢ばかり見た

 

 小学生くらいから高校生くらいまでの間ずっと繰り返し見た夢がこの夢だ。

 どこまでも続く草原だったり、一本道だったり、日本のお城の廊下だったり、場所はいろいろなんだけど、私は、夢の中でずっと全速力で走って逃げてて、後ろから包丁を持った父が追いかけてくるのだ。もう、走り疲れて、父に刺される!というところで目が覚める。

 ずっと、父に精神的にも身体的にも虐待されていた影響もあるのだろうけど、親に殺される夢は、子供が親離れをしたい時に見るという話もあり、なるほどな、と思った。

 上京してからは、ほとんど父の夢は見なくなった。