本気子の部屋

短歌、回文、日常を綴ります。

今日の自由詠

寒空の下で真っ赤に燃えている椿になろう 愛を貫く

 短歌は俳句と違って季語を詠み込まなくてもいいとは言われてるけれど、それでも、季節感のある短歌を読むと、素敵だなあと思っている。
 私は、自然が豊かな宮崎で生まれ育って、母はガーデニングが趣味でうちの借家の小さな庭には母が育てた四季折々の花が咲いていたというのに、子供の頃から私は花より団子で、植物には興味がなかった。
 花を見れば綺麗だとも思うし、大切な人に花を贈るのは大好きなんだけど、自分で育てようとは思わないし、たまに鉢植えをプレゼントされたりすることもあるのだが、私の負のオーラを植物が吸収してくれるからなのか、書かれてる通りに世話をしてもすぐに枯らしてしまう始末。
 こんな私なので、短歌で植物のある風景を詠むのは苦手なのだが、これを克服してゆくことも、今後の課題のひとつではないだろうかと思っている。
 椿って、寒い冬にあんなに綺麗に咲いて、すごい花だと思う。私もあんなふうに、逆境に負けない自分になりたい。