今日の自由詠
特売の材料だけで適当に作った料理みたいな短歌
私は、歌を詠むのがかなり早い方だと思う。たまに、連作に時間をかけることもあるけど、うたの日なんかは、たいてい、お題が発表されてすぐにパパッと詠む。その後、気に入らないところを何度か推敲することもあるけれど、あまり〆切ギリギリまでは考えない。
これって、私の作る適当な料理と似てるな、と思って。ほとんど目分量だし、冷蔵庫にあるものだけでパパッと作ることが多いのだ。
お金が取れるプロの料理ではないけれど、私の口には私の作る料理が合う。
それと同じように、誰にどんなことを言われたとしても、私は私の作る短歌が好きだし、料理の味つけを変えないように、私は私にしか詠めない歌を詠み続けるしかないと思っている。