本気子の部屋

短歌、回文、日常を綴ります。

今日の自由詠

妹と最初で最後に見た桜より美しいものを知らない

 今日のうたの日の歌と同時にできた歌。
 命は、永遠でないからこそ美しいのだろう。
 まさか、桜が咲いたらすぐに散ってしまうかのように妹の生涯がたった1年になるなんて思ってもみなかったし、妹と初めて桜を見た時は、毎年妹と桜を見られるのだと思っていた。
 一休ヶ丘の桜並木は、私が今まで見たどんな桜より綺麗だったけど、それは、妹と見ることができたからなのかもしれない。