今日の自由詠
手仕事でスパンコールを縫うように君の長所を心に刻む
好きな人には深く傷つけられたけど、それでも、彼の好きなところを数え上げればキリがなくて、この人以上に輝いてる人なんてこの世にいないと思ってしまう。
彼の欠点は、私を好きにならないというところだけなのだ。でも、それは、彼には何の非もなくて、彼に好かれるだけの魅力が何もない私が悪い。
こんなにも素敵な人を想い出に変えることなんて、私にできるのだろうか。
たぶん、私は、食生活にも気を使ってるし、今のところ女性特有の病気もないし、胃腸も丈夫だし、風邪もめったにひかないし、病んでいるのは脳だけなので、長生きするだろう。祖母なんて、ヘビースモーカーだったのに96歳まで生きたから、私はもっと生きるかもしれない。
この先の人生を、ずっとひとりで彼を忘れられないまま生きてゆかねばならないのかと思うととても苦しい。