本気子の部屋

短歌、回文、日常を綴ります。

今日の自由詠

夜明けまで好きなところを言えるほど君は私の見果てぬ夢だ

 自分のことをあんなに苦しめた人なのに、どうしてこんなにも彼のことしか好きになれないのだろう。
 彼の好きなところを数えたらキリがない。
 彼への片想いをずっと相談してきた人は、彼のことになると私は何でも彼を美化すると言って笑うのだけど。
 でも、外見も内面も私にとって彼は完璧な人だから、それは仕方ないなと思う。
 完璧すぎるから、見てるだけでいい。
 美しすぎるものは、手には触れてはいけない。
 これでいい。これがいい。