本気子の部屋

短歌、回文、日常を綴ります。

今日の自由詠

ワシントンパームが風にそよぐたび東京へ発つ決意も揺らぐ

 

 宮崎駅前のワシントンパームとハニワ。


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宮崎の景色はとても美しくて、帰るたびに本当にいいところだなあと思う。それでも、東京に戻る選択をするのは、少し心が痛むけれど、私は、もう、宮崎では生きてゆけそうにない。

 まだ、今は両親が生きているから帰る場所だけれど、父が死んだら、母には東京へ来てほしいという話をした。宮崎で生まれ育った母には、宮崎を離れることは辛いかもしれないけれど、弟一家も東京にいるし、きっと、母も東京で暮らすのが将来的には安心だと思う。

 でも、宮崎のこの景色はずっと心に焼き付けていたい。