本気子の部屋

短歌、回文、日常を綴ります。

今日の自由詠

懐かしい味に煮付ける宮崎じゃ手に入らない生のにしんを

 東京に暮らしてよかったと思うことのひとつが、宮崎では手に入らなかった東北や北海道ならではの魚介類をスーパーで買えることである。
 昨日、北海道の生のにしん、しかも、お腹に大きな数の子が入ってるものが、綺麗にウロコや内臓も下処理された状態で298円で、今まで、にしん蕎麦に入ってるにしんくらいしか食べたことがなかったから、これは煮たら美味しそう!と思い、買って帰って早速煮て、今朝のごはんのおかずにしたら、めちゃめちゃ美味しかった。
 にしんって、けっこう脂の乗った魚なんだなということもわかったし、味は淡白で上品なんだけど、身が柔らかいし、大きめだから食べ応えもあるし、小骨が多いのだけがちょっと面倒だけど、卵も美味しい。
 でも、どんな魚を煮ても、母の煮魚の味に近付けて煮るようにしてるから、たぶん、私の煮魚は、東京の人が食べたら甘過ぎるんだろうなあ。