うたの日・お題「点」
誰にでも優しくなんてなれなくて点字も読めず手話もできない
私は、女性皇族の皆様をとても尊敬しているけれど、その理由のひとつが、皇后陛下も紀子さまも眞子さまも佳子さまも、手話でスピーチをされるほど手話が得意でいらっしゃるということだ。
実際に、身内に耳の聴こえない人がいて必要に迫られて手話を覚えたという人たちももちろん立派だけど、そうではない人が、耳の聴こえない人とも会話したいという想いで習い始め、手話をマスターするというのはすごいことだと思うし、本当に心の優しい人なのだろうと思う。
私も、学ぼうと思えば、いくらでも学ぶ機会はあったのだろうけど、手話以外のことに時間を割いてきた。点字だってそう。
障害を抱える人に差別や偏見はないけれど、今まで、彼らと交流するために努力したことが何かひとつでもあっただろうか……
こんなことを書いて歌にまで詠んでおきながら、やはり、私は、他のやりたいことを優先して、手話も点字も学ばないのだろうなと思う。