本気子の部屋

短歌、回文、日常を綴ります。

うたの日・お題「治」

幸薄い不治の病の美人なら君に優しくされたでしょうか

 私の好きな人は、精神疾患のある患者を心の底では差別して嫌っているのだということが、彼の作品からわかって絶望したんだけど、もしも、私がうつ病ではなくて不治の病で、彼の好きな森高千里のような美人に生まれていたら、私に対する態度も違っていただろうし、不治の病の人に対して「死刑」なんて酷いことは言わなかったのだろうな。
 もし、彼が、彼の家族や好きな人が私と同じ病気だったとしても、あんな酷い作品を作れたのだろうかと思うことがある。だとしたら、彼は、人としてどうかしている。