本気子の部屋

短歌、回文、日常を綴ります。

今日の自由詠

十年も休んでいたし健康な臓器はすべて提供します

 今日、会社から、健康保険証をもらった。10以上ぶりの社会保険である。
 保険証の裏を見たら、臓器提供の意思表示ができるようになっていた。
 次に実家に帰省したら母とちゃんと話をせねばとは思うが、私は、脳死状態になったら、提供できる健康な臓器はすべて提供して困っている人の役に立ててほしいと思っている。
 私は、得意なこともほとんどなくて、誰かのために何かをしてあげたということもあまりなくて、特に、うつ病になって毎日投薬治療が必要になってからは、いちばん簡単にできる社会貢献だった献血すらできなくなって、心を痛めていた。
 だから、臓器提供は惜しみなく、使えるところは全部使ってほしいのだ。
 そういえば、安楽死した後の臓器も提供するのは可能なのかな?まだ、安楽死は日本では合法化されてないけれど、私が生きているうちに、認められるようになってほしいと思っている。
 もし、私は、この先、自分がアルツハイマーだと診断されることがあって、自分のことも周囲の人のこともわからないような健康状態になれば、安楽死したいとずっと考えているのだ。
 生き方と同じように死に方も選べるようになってほしいと願っている。