うたの日・お題「教」
堅物で煙たがられた教頭が卒業式で真っ先に泣く
私には珍しく、完全な創作で、こんな教頭先生は実在しない。
強いて言えば、小学校6年生の時の担任の先生が、卒業式の後に教室でみんなに話をする時に大号泣したということはあったので、結句だけその先生がモデルになっているといえばなっているかもしれない。
できることなら、短歌は実体験をベースに詠みたいと思っているのだけど、やむを得ず創作になってしまった場合、その登場人物が実在するように見せるというのはなかなか難しい。
この歌は、まあまあ好評で良かった。