本気子の部屋

短歌、回文、日常を綴ります。

今日の歌

温かく真摯な評が最下位の私の歌を救ってくれた/澪那本気子

 もう日付が変わってしまったけれど、1月5日は、横浜の藤が丘というところにある、うたの日でご一緒している青山祐己さんのお店・風凛歌(ふうりんか)さんで、同じくうたの日で仲良くなったメンバー6人で結成されているたんたん拍子の皆さんが企画してくださった歌会と新年会に参加していた。
 風凛歌さんは、日本酒をメインにワイン以外のお酒が種類豊富なバーで、なんと、おつまみの持ち込みも自由。しかも、青山さんがピアノを弾き語りされるシンガーソングライターでもあるので、お店にはアップライトピアノもあって、ライブを観ながら美味しいお酒が飲める最高のお店なのだ。
 以前から、私は、このお店で歌会をしたいと思っていたので、夢を叶えていただけた。
 歌会は13人だったんだけど、私の歌だけ1票も入らず最下位だった。でも、どうしたら私の歌が良くなるのかということを、みんなが真剣に丁寧に活発に評を述べてくれたおかげで、不思議なくらい悔しさは全くなく、ああ、この歌は、こんなにみんなの貴重な意見がいただけて、幸せな歌だなあと思えた。
 とても和やかで楽しい歌会に参加させてもらえてありがたく、勉強になった。いい歌を詠みたいし、今はまだ評と呼べるようなものは言えない私だけども、頑張っていい評ができるようになりたいなと思った。