本気子の部屋

短歌、回文、日常を綴ります。

渋谷でネパール料理

 残念ながら、ひとりはNHK全国短歌大会の後少しお茶をしたら帰宅しないといけなかったんだけど、ふたりで、ネパール料理店・カンティプールさんへ。
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マンゴービール。フルーティーで、ビールが苦手な私も美味しく飲めた。
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サラダ。
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豆のポタージュスープ。すごく優しい味。
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前菜の盛り合わせ。どれも美味しくてヘルシーで、お酒が進む。
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モモ。ここのモモは、ソースがマイルドであまり辛くなかった。
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野菜のソテー。
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これは、ネパールのチャンというお酒で、微炭酸で甘くて爽やかで飲みやすい。マッコリに近い。
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シシケバブとタンドリーチキン。
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ナンとバターチキンカレー。ナン、甘くてもちもちで美味しかった。カレーもお肉がゴロゴロ入ってて、ちょうどいい味。
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デザートのアイスクリームとエッグタルト。このアイスクリームに、お友達の飲んでたラム酒をかけたら、絶品だった。家にもラム酒買っておきたい。
 これだけ食べて、飲み物はこれよりもっとたくさん飲み放題で、クーポン使用で3000円。後で、ネパールのチーズも追加したんだけど、このチーズがまた、ほとんど癖がなくてデザート感覚の美味しいチーズだった。
 美味しいし、ゆっくりふたりで話せたし、とてもいい時間が過ごせた。

渋谷でブランチ

 NHK全国短歌大会が、13時から16時までだけど、開場が11時30分だったから、絶対にお腹が空くと思って、まず、今朝は、東急百貨店渋谷本店の中にある丸福珈琲店で3人で待ち合わせをして、ブランチを食べることにしていた。
 料理と飲み物が運ばれてくるまでの間、せっかく、短歌の人が3人もいるから、一緒に遊びたいと思ってやったのが、詠み人知らずっていうボードゲーム
 ひとり1文字紙にひらがなを書いたら他の人へ回してゆき、2文字目を記入し、書いたら他の人へ回して3文字目を記入……っていうのを繰り返して、575の川柳を作ってゆく遊びだ。私たちは、こんなのができた。
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 そして、料理が来た。
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野菜がたくさん入った鶏肉のクリーム煮と、撮り忘れたけどサラダと、カフェオレのセット。丸福珈琲店は、珈琲はもちろん、ケーキも料理もなんでも美味しいのだ。
 3人で集まるのは久々だったので、話も弾んで、あっという間だった。

第20回・NHK全国短歌大会

 今日は、短歌のお友達ふたりと、渋谷のNHKホールで開催されたNHK全国短歌大会を観に行ってきた。
 個人的に、司会が、大好きな小野文恵アナウンサーだったから嬉しかったし、小野アナウンサーは面白い人だから、すごく和やかで笑いの絶えない短歌大会だった。
 残念ながら、私は、今年は題詠はボツ、自由詠は入選、近藤芳美賞は入選で、入賞はできなかったから悔しさも残るんだけれど、特選に選ばれているお歌は思わず泣きそうになるほど素晴らしいものが何首もあったし、7回も特選に選ばれたという方がいらしたり、短歌を始めて70年になるという方がいらしたりして、すごく、力をもらった気がする。
 客席を観ても年齢層がかなり高かったんだけど、40歳の私なんてまだまだひよっ子だし、短歌は一生続けてゆくことができる趣味だから、焦らず、自分らしく、とにかく詠み続けてゆくことが大切だな、と思ったし、3人で
「来年はあのステージに立てるように頑張ろうね」
と励まし合った。
 入選した自由詠と近藤芳美賞の連作については、入選証が届いたらこのブログで発表しようと思っている。というのも、今日いただいた作品集には、近藤芳美賞の方が、15首中8首しか掲載されていないからだ。
 初めての応募で近藤芳美賞に入選できたのは、『あみもの』で、アナグラム短歌などの特殊な短歌を除いては常に15首連作を作り続けてきたお陰だなと思っている。編集人の御殿山みなみさんには、心から感謝を申し上げたい。
 

うたの日・お題「上」

上履きの中に画鋲を入れていた犯人が書く子育てブログ

 私の小中学校の同級生に芸能人になった子がいて、その子が育児や料理のブログでいいママぶりをアピールしてるのを見てゾッとする。
 何故なら、彼女は、中学校の頃、産休の国語の先生の代わりに来た臨時の若い講師の授業を妨害していた中心人物で、それを担任の先生に報告した私は、翌日からいじめのターゲットになったからだ。
 いじめといっても、無視されて陰口を聞こえるように言われるとか、悪口を机や鞄に書かれるとか、給食の残飯を机の引き出しに入れられるとか、上靴の中に毎朝画鋲がひとつずつ増えて入れられてゆき、最終的に上靴の中が画鋲だらけになっていたりとか、その程度で、暴力を振るわれたりとかではないんだけど、当時の私には、それはけっこうショックだった。
 心配してくれた他のクラスにいた親友が一緒に職員室に相談に行ってくれて、すると、それを聞いた先生たちが
「なんでもっと早くそれを言ってくれなかったんだ」
と、緊急会議を開いてくれて、翌朝、全校集会の場で校長先生が
「この中学にはいじめをする生徒は要らない!」
と一喝してくださったのが効いたのか、ピタッといじめはなくなった。
 でも、ひょっとしたら、彼女は厳しい芸能界で苦労して、今はいい人になったのかもしれないけれど、もし、当時の性格のまま子育てをしてるとしたら、恐ろしいことだなと思う。

今日の自由詠

ババシャツをヒートテックと呼んだって確実に死は近づいている

 私は、老いることに対して抵抗はないので、ババシャツはババシャツでいいと思ってるし、白髪をグレイヘアなんて呼ぶのは、なんだかなあと思っている。
 明日は、朝から晩までお出かけなので、しっかりババシャツを着てゆかなくては。

うたの日・お題「確」

一昨年の手帳のどこを開いても確かに愛に生きていました

 久々におとの日だった。私は、けっこうおとの日になることが多くて、これでミオナマジコ時代と合わせて29回目だ。澪那本気子だけだと9回目。
 過去のスケジュール帳を見てると2016年の後半と2017年は、ほぼ、毎月のように好きな人に逢えていたことがわかる。ふたりきりではないからデートではなかったけれど、私は、それでもとても幸せだった。 
 いや、実際は、バレンタインデーのチョコレートを渡すだけのために駅で待ち合わせて1~2分話すだけでもふたりきりになるのは嫌だというのはかなりショックだったけれど(チョコレートなんて他の人にも渡してるのに)、彼は、他の女性の友達とはふたりきりでも会うのに、私に対しては、友達とすら思ってくれてないんだなというのは辛かったけど。
 でも、そんなふうに私だけ他の女性たちとは差別されていたとしても、集団でならずっと一緒に過ごせる人だと思っていたから、彼に一日も逢えなかった去年は地獄のようだった。この地獄に、あと何十年私は耐えていかなくてはいけないんだろうと思うと気が遠くなる。
 彼からもらったメールはすべてあるし、彼を感じられるものはどんな小さなものでも大切に保管している。その中には、私の身も心もボロボロにした悪魔のような作品もあったりする。
 たぶん、これを全部処分することができた時には、彼のことを忘れることができるのかもしれないけれど、おそらく、そんな日は来ないし、たぶん、彼を感じることができるものはすべて、私が作った彼の歌も全部集めて歌集にして、いつか、私が死んだら、棺に入れて一緒に火葬してもらうつもりだ。
 

今日の自由詠

何度でも君を見つけるこの星が木っ端みじんになったとしても

 私は神様は信じていないけど、何故か、輪廻転生は信じていて、自分にとって必要な大切な人との縁は前世からずっと続いているもので、それは、来世も続いてゆくと思っている。
 だから、今、これ以上人を好きになるのは無理だと思えるくらいに大好きで、でも、私の想いが報われることは絶対にないから苦しんでいる恋の相手とも、この先、何度生まれ変わったとしても、再び出逢って惹かれるのだろうなと思う。
 廻り廻る時の中で、いつか、私の恋が実ることはあるのだろうか。ないかもしれない。それでも、何度でも、私は彼に恋をする。