今日の自由詠
もう二度と戻れないのね 私たち伸びきっているパンツのゴムだ
パンツのゴムが伸びきったら、思いきって捨てるしかない。無理して履こうとしても、気持ち悪いから。
人間関係も同じなのかもしれない。
どんなに愛して何度も何度も心を尽くしても相手が受け入れようとしない状況は、それは、愛着があるお気に入りのパンツでも、ゴムが伸びきったら履けなくなるのと似ている。
私の母は「人生に無駄はない」というのが口癖だけれど、自分のことを毛嫌いしている相手を愛し続けるのは、もしかすると、無駄な努力なのかもしれない。