本気子の部屋

短歌、回文、日常を綴ります。

今日の自由詠

クーラーもない宮崎の病院で生まれた日から汗っかきです

 

 40年前の7月5日12時54分に、当時22歳の母が、クーラーもない小さな産婦人科で激しい陣痛に耐えながら私を産んでくれた。母は、あまりの痛みに

「もう、子供はいらん!」

と思ったそうだ。

 南国宮崎で夏にクーラーがないというのは大変なことで、母には本当に頭が上がらない。

 私はものすごく汗っかきで、冬でも鼻の頭に汗をかくし、夏は顔中から汗が噴き出してタオルがビショビショになるのだが、汗腺の数は3歳までに育った環境で決まるそうで、私がこんなに汗っかきなのは、きっと、生まれた瞬間から暑かったからなのだと思う。