今日の自由詠
また会えた君とよく似た薬剤師 声まで似てて涙こらえる
カラオケの後は心療内科へ診察に。
先週の自殺未遂で警察にお世話になったことを主治医に話したら、すごく動揺させて、落胆させてしまった。
「もう、外来でしてあげられることはなくなってしまうよ。入院するかい?」
と提案されたが、今はだいぶ落ち着いてることを話し、抗うつ剤の種類が変わった。ずっと5週に1度だった通院が2週間後になり、今日は、
「先生、びっくりしちゃったから、短歌を聴いてあげる余裕がない。ごめん」
と言われ、
「絶対に死なないこと。死にたくなったら、すぐ先生に連絡すること」
と、指切りをしてお別れをした。必死で、泣きそうになるのを我慢した。
その後、薬局へ向かうと、好きな人と顔や骨格がとてもよく似た薬剤師さんが今日もいた。思わず、じっと見つめてしまう。別人だってわかってるけれど、私は好きな人の容姿も大好きだから、どうしても、目が彼を追いかけてしまう。そしたら、今日、私の薬を調剤してくれたのがその薬剤師さんで、名前を呼ばれた。骨格が似てるから不思議ではないんだけど、声や話し方までよく似ていて、懐かしくて涙が溢れそうになるのを必死でこらえながら、薬の説明を聴き、薬局を出た。
でも、雨の中を歩きながら、とうとう涙腺が崩壊して、泣きながら自宅に帰った。