本気子の部屋

短歌、回文、日常を綴ります。

今日の自由詠

現実を突きつけられる故郷は時給八百円でいい方

 

 母が、仕事の面接に行ってきて、ほぼ決定しているらしいのだけど、本来は時給850円スタートのところ、母は早朝や夜の勤務が難しいからという理由で時給800円と言われたらしい。

 うわー、東京の最低賃金よりも安いのか……と思って宮崎の最低賃金を調べたら、時給762円。改正前は714円だったらしい。

 私が上京してやった仕事の中でいちばん時給が安かったのが、大学時代のアルバイトの歯科助手で、時給850円だったけど、それが20年以上前のことだ。

 宮崎の労働者、あまりにも、待遇が悪すぎないだろうか?

 その分、食費や家賃が安いといってもたかが知れているから、宮崎では公務員がいちばんいい職業だと思われてるのも無理はないのかなあと思った。

 今後、私が生活の拠点を宮崎に移すことはないだろう。何故なら、宮崎にいたら奨学金を完済できないかもしれないから。

 このまま、八王子の家賃の安い物件に暮らして、フルタイムで働けるようになったら都心で収入の良い仕事をした方がいいだろう。そして、いつかは、こっちにマンションを買って、両親を呼び寄せよう。こちらで暮らすのが嫌だと言われたとしても、いつでも、両親を泊めてあげられる部屋はあった方がいい。

 頑張らねば。